5分で徹底解説！XRとは何か？【ARアプリ開発（iOS）】

ARアプリを作成する機会がありましたので、記事にしようと思います！
複数回に分けて書いていくので、興味があれば次回以降も見てくれると嬉しいです。

初めの内容として、「XRとは？？ARとVRの違いは？？」をまとめました。
開発手順だけみたいよ！って方は、次回以降を参考にしてみてください！

XRとは、どのようなものか。

XR（エックスアール、クロスリアリティ）とは、仮想空間と私たちがいる現実空間を融合させる技術の総称を指します。
「VR」や「AR」などは皆さんも聞いたこと、触ったことがあるのではないでしょうか？？

XRは具体的に、下記のようなものを含むそうです。（MR、SRってなに。。。）

AR	拡張現実（Augmented Reality）
VR	仮想現実（Virtual Reality）
MR	複合現実（Mixed Reality）
SR	代替現実（Substitutional Reality）

１個づつ、簡単に紹介していきます。

AR（Augmented Reality）

AR（Augmented Reality オーグメンテッド・リアリティ）とは、現実空間に仮想空間の情報を重ね合わせる技術のことです。
カメラに仮想データを重ねることで、現実に存在するはずのない人や物を、あたかも目の前に存在しているかのように見せることができます。

ポケモンGOでは、このAR技術が利用されています。
現実にいるはずのないポケモンが現実にいるやん！！！ってなったのを覚えてます。（なんだか遠い思い出です。）

また、仮想空間に現実情報を重ね合わせる技術を、AV（Augmented Virtuality オーグメント・バーチャリティ）と呼んでいるようです。
VR世界にいながら、現実世界の情報を確認する技術はAVになります。

VR（Virtual Reality）

VR（Virtual Reality バーチャル・リアリティ）とは、現実とは全く異なる世界を体験することのできる技術のことです。
すごく大きいゴーグルみたいなものを、装着して左右上下みたい方向の映像を見ることを可能にします。映像と人の動きを連動させる必要があります。

現在は、結構大きいゴーグルを装着しなければなりませんが、今後メガネ・コンタクトとかになってくると夢は広がりますね笑
PlayStation VR などが有名どころでしょうか。最近では、VRを体験できる施設などもあるので体験したことがある方も多いかもしれないですね！

現実空間に仮想空間を重ねるARに対し、仮想空間に現実空間の動きを合わせるのがVRと思っていただくのがいいと思います！

MR（Mixed Reality）

MR（Mixed Reality ミックスド・リアリティ）とは、現実世界の物体に仮想映像をピッタリ重ね合わせる技術のことです。
ARは仮想空間を重ね合わせるだけなのに対し、MRは仮想空間を融合させるといった感じで捉えてもらえるといいと思います。
今後は、壁や紙がMRによってデバイスに認識され、テレビとして見ることができるかもしれませんね！！

AR、AVとVRの中間的ポジションに位置する技術で、今後の発展に注目です。

SR（Substitutional Reality）

SR（Substitutional Reality サブスティチューショナル・リアリティ）とは、現実空間（現在）を仮想空間（過去）に置き換えてしまう技術のことです。
現在空間の映像を過去空間の映像にすり替えてしまうことで、過去空間を今の現実であるかのように錯覚させることを可能にさせます。

SRでは、視覚だけでなく聴覚や触覚なども組み合わせより仮想空間を現実空間だと錯覚させることもできるのだとか。。

本質的には、現実と仮想を人間が区別できなくする技術と捉えてもいいかもしれないです。
こうなってくると、逆に少し恐怖を覚えますね。。。

まとめ・次回予告

XRは、現実世界と仮想世界を融合させることにより、現実世界だけでは起こり得ない事象を体験することができる技術です。現実では想像できることができない、新しい価値を生むことも可能になってきます。
現実と仮想を区別できないレベルにまでなることを考えると、楽しみが広がりますね！

次回は、ARアプリ作成のための環境構築方法を簡単に説明しようと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします(^ ^)